こんにちは、sayokoです!
今回は、多くのワーホリが直面する「同一雇用主の元での労働は6ヶ月まで」という制約について。
この制約を乗り越える方法、実はいくつかあるんです。
せっかくゲットした仕事をもっと続けたいと思っている方に向けてこの記事を書いていきます!
ワーホリの基本ルールとは?
ワーホリは、特定の国との間で取り決められた制度で、日本人がその国で働きながら休暇を楽しむことができるもの。
しかし、オーストラリアのワーホリには「同一雇用主の元での労働は6ヶ月まで」という基本ルールがあります。
同一雇用主の元での労働は6ヶ月まで
オーストラリア政府は「同じ場所でずっと働くんじゃなくて、色々な場所や職種を経験してほしい!」という思いから、この6ヶ月ルールを設けたんです。
これにより、ワーホリ生活を通じて、オーストラリアのさまざまな地域や文化、仕事を経験するチャンスが増えるわけです。
「6ヶ月」と聞くと、180日と考える方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。
オーストラリアでの「6ヶ月」とは、カレンダー上の6ヶ月を指します。
例えば、1月1日に仕事を開始した場合、7月1日までが6ヶ月となります。日数で数えると、181日になることもあるんですよ!
これは、オーストラリアのビザ関連のルールがカレンダー月を基準にしているため。
日数で数えると、月の日数の違いや閏年などで混乱が生じる可能性があるからです。
カレンダー月を基準にすることで、明確に期間を定義することができるんですね。
6ヶ月以上働くための方法
せっかく見つけた仕事、環境も給料も良いなら続けたいですよね?
ここでは、合法的に6ヶ月以上働くコツをご紹介します!
仕事のポジションを変える
同じ会社で異なるポジションや部署に移動することで、6ヶ月の制限を回避することができます。
例えば、カフェでのバリスタの仕事からキッチンスタッフに変わるなどの方法が考えられます。
同じカフェでも、バリスタだけじゃなく、キッチンスタッフやホールスタッフ、レジ担当など、いろんなポジションがありますよね。
例えば、最初の6ヶ月はバリスタとしてコーヒーを淹れて、次の6ヶ月はキッチンで料理を手伝う。これで、同じカフェで1年間働くことができるんです。
この方法のいいところは、同じ職場で、さまざまなスキルや経験を積むことができること。
バリスタの技術を磨いた後、キッチンでの料理のコツやホールでの接客スキルを学ぶことで、次の仕事を探す時の経験としても活かせると思います!
もちろん、すべての職場がこの方法を受け入れてくれるわけではありませんが、積極的に上司やマネージャーに提案してみる価値はあります。
別の店舗で働く
大手のチェーン店や企業であれば、同じ企業の異なる店舗や場所での勤務が可能です。
例えば、シドニーにあるカフェ。実はメルボルンやブリスベンにも同じブランドの店舗があるかもしれません。
6ヶ月が終わったら、別の店舗で働けるか確認してみてはどうでしょうか?
私の友人もイタリアンのチェーン店で働いていましたが、6ヶ月の雇用が終わるタイミングで、別の店舗での勤務を提案されたそうです。
ただ、一つ注意して欲しいことがあります。
オーストラリアには、チェーン店でもフランチャイズのお店が非常に多いんです。
フランチャイズのお店は、外見やメニューは同じに見えますが、実は運営者が異なる場合が多いのです。つまり、近隣店舗同士でも、実は異なるオーナーのもとで運営されていることも。
このような場合、前の店舗での勤務経験は新しい店舗での採用に直接的な影響を持たないこともあるので、しっかりと事前調査をすることをおすすめします。
ファーストビザとセカンドビザを組み合わせる
事前にワーホリのセカンドビザ取得を決めているなら、ファーストビザの最初の半年で、セカンドビザを取得することを目指します。
そして、ファーストビザの最後の6ヶ月間で、気に入った職場や仕事を見つけ、働きます。
「セカンドビザって何?」と思う方もいるかもしれませんね。
セカンドビザは、ファーストビザの後に取得できるビザで、これを取得することで、さらに1年間オーストラリアで働くことができるんです。
ただ、このセカンドビザを取得するための条件があって、それはファームでの労働。農場での仕事は決して楽ではありませんが、その経験を通じて得られるものも多いですよ。
このセカンドビザを取得することで、労働条件がリセットされ、再び同じ職場で6ヶ月以上働くことができるようになります。
つまり、ファーストビザとセカンドビザを上手く組み合わせることで、同じ職場で最大1年間働くことが可能となるんです!
オーストラリアの北部で働く
オーストラリアの北部、特にノーザンテリトリーやクイーンズランド州北部では、特定の職種であれば6ヶ月以上の勤務が可能。
福祉、農業、林業、建設業、鉱業、そして観光業などの職種が当てはまります。
これらの分野での経験は、ただのワーホリではなかなか経験できない、貴重なキャリアアップのチャンスとも言えますよね。
そして、特に注目したいのが、美しいケアンズ。ケアンズは観光都市として知られ、そのため観光系の仕事が非常に豊富です。
ホテルやリゾート、ツアーガイド、ダイビングインストラクターなど、多岐にわたる職種があります。そして、これらの職種であれば、1年間続けることができるチャンスが増えるんです!
まとめ
この記事では、オーストラリアのワーホリでの「同一雇用主の元での労働は6ヶ月まで」という制約をどう乗り越えるか、について書いてきました。
ワーホリの魅力は、新しい文化や環境に触れながら、様々な経験を積むこと。
そして、オーストラリアのワーホリ制度は、その経験を最大限に活用できる仕組みが整っています。
だからこそ、6ヶ月の制約をただの制約として受け入れるのではなく、それをどう活用するか、どう楽しむかを考えることが大切。
例えば、同じ会社内でのポジションチェンジや、大手チェーン店の別店舗での勤務、オーストラリアの北部での仕事、さらにはセカンドビザを活用した1年間の勤務など、方法はいくつもあります。
最後に、自分のペースで、自分のスタイルで、最高のワーホリライフを楽しんでくださいね!
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