こんにちは、sayokoです。
WWOOFに行くか迷っています。
WWOOFの仕組みとWWOOFで英語力が伸ばせるか知りたいです。
私はニュージーランドに、WWOOFを使ってファームステイをしました!
この記事では、私の経験をもとに、WWOOFの特徴を書いていきます。
また、WWOOFに行くにあたって必要だと感じた英語力と、WWOOFで英語力が伸ばせるかを書いていきます!
WWOOFとは?
お金のやりとりのない、人と人との交流です。
WWOOFジャパン
新しい友達を作ります。WWOOFのサイトを通し様々な人と友達になり、その関係性を深化させ、オーガニック生活を知り、新しい知見を得て、価値観の多様性を感じ、自分を向上させていくものです。家族のような気持ちで、何をしたら相手が喜んでくれるかをお互いが念頭に置きながら一緒に短い間生活します。
「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換します。
自分が持っているものをあげ、持っていないものをもらう、というとてもシンプルなしくみです。その関係に、お金のやりとりは一切ありません。
WWOOFとは、金銭的なやり取りが発生しない状態で、ホストは家・食べ物を提供、泊まる側は労働力を提供するサービスです。
他には、HelpXやworkawayといったサービスもあります。
オーストラリアやニュージーランドで最もよく使われているサービスで、現在は20カ国以上の国で利用されています。
WWOOFでホストを探すまで
次に、WWOOFでファームステイ先を見つけるまでのフローを説明します。
WWOOFに登録
WWOOFを検討している国のWWOOFサイトに登録します。
ここではニュージーランドのサイトを載せています。
WWOOFですが、会員登録は年間約4,000円で、それ以上に費用はかかりません。年間何度でも使えます。
参考〉〉wwoof.nz
ホストを探す
WWOOFの登録が完了したら、ホストを探しましょう。
選ぶ基準として下記のような点を見ておくことをおすすめします!
ファームステイ先の主要都市
どの都市に行く予定か、行きたいかで見つけるのもOK
ファームステイ先までのアクセス
車がなくてもOKか
交通機関で行ける場所でピックアップしてくれるのか
他の利用者からの口コミ
口コミ件数。多い方が安心
口コミ内容
仕事内容
労働時間が長すぎないか
仕事内容が自分がやりたいことと合っているか
特に、口コミはかなり重要です!
ファームステイ中は、ずっと一緒にいることになるファミリーなので、絶対に良い人がいいですよね。
仕事内容や場所よりも、ホストの質が担保されているかも入念に確認しましょう。
ホストと日程・スケジュール・ピックアップ場所の確認
ホストの候補が見つかったら、希望の日程やピックアップ方法、その他質問などをWWOOFのサイト上でメッセージしてみましょう。
サイト上で、ホストの可能日程欄なども見れますが、直接連絡すると案外希望通りに変えてくれたりします。
返信率はそこまで高くないので、同時に複数のホストとやり取りすることをお勧めします。
実際行ってみて、なんか違ったなということが起きないよう、事前にコミュニケーションはしっかりと取りましょう
WWOOFを使ってファームステイするメリット
実際にニュージーランドで2週間WWOOFを使ってファームステイをしましたが、結論やってみて良かったと思っています!
わたしが実際に感じたWWOOFを使ってファームステイするメリットです。
現地の生活を体験
現地のリアルな生活を体験できます。
都会しか知らない私にとって、大自然の中での生活は刺激的でした。
朝起きて、鶏の卵を取りに行くことから日課は始まりました。
生まれたての卵を目にする機会なんて今までなかったですし、生き物のありがたみを知る機会にも繋がりました。
また、自給自足で生活している人のライフスタイルを知ることにも繋がりました。
いまだにどうやって生計を立てているのか不思議なぐらいビジネスを目の当たりにすることはなかったのですが、家を一から建てたというエピソードなどなど、色んな生き方があることを知りました。
ニュージーランドの中でも私の経験は一例に過ぎませんが、色々な生活スタイルがあることを体験できました。
無料で衣食住が整う
滞在費がかからないこともメリットです!
海外で滞在していると、宿代や食費など、生活するだけでもお金がかかりますよね。
日々節約に奮闘したり、嫌なアルバイトを続けたりと、なんとかお金を工面する毎日だと思いますが、ファームステイ中はお金の心配が不要です。
ホストと金銭的なやり取りもないので、お金のために外国人を迎え入れるようなホストはいません。(ホームステイはお金をもらえるので、一種のビジネスとしてやっているホストもいます。)
WWOOFを使ってファームステイするデメリット
ホストの当たり外れがある
ホストの当たり外れはもちろんあります。
お金を稼ぐためではなく、労働力として外国人に期待している人もいます。
休みもなく一日中働かされる、食事や宿泊先が質素すぎる、などなど、コストを抑えて無料で労働者を使おうなんていう考えの人もいるのが現状です。
私はホストを入念に探したので、とても良い家庭で、子供が大きくなったからたまに外国人を迎えて刺激を貰いたいといった理由でホストをしていました。
口コミをしっかりと確認して、ホスト選びは妥協しないことが大切です。
周りに何もない
ファームステイ先は田舎なことがほとんど。
私が滞在していたところは、クライストチャーチから車で1時間ほどのところで、隣の家まで行くのに徒歩5分、車なしではどこにも行けない、家のWifiがなければ携帯はずっと圏外、もちろん交通機関なんて通っていないようなところでした。
海外旅行で無料で泊まれるのがメリットではありますが、滞在中は基本的に観光などはできません。(ホストが休みの日にどこかに連れていってくれることもありますが)
WWOOFに英語力は必要?
WWOOFではホストは”作業にやる気がある人”を1番に求めています。
作業内容はそこまで難しくないので、実演を見て真似するといった形になります。
なので、作業面に関しては必ずしも英語力が必要という訳ではありません。
WWOOFは歴史のあるサービスなのでホストもベテランがほとんど。外国人の語学力も様々なことを理解していますので、英語力がなくても問題はありません。
英語力はあるに越したことはない
ただし、英語力があるに越したことはありません。
WWOOFを海外で利用する場合、事前にホストとメッセージをする必要があるので、最低限の英語力は必要です。
また、WWOOFの魅力として、現地の生活に触れるということがあります。
英語力が低いと、ホストと深く話せず、なかなか現地の生活を知ることは難しいかと思います。
そして、1人でWWOOFに参加した場合、周りに日本人はいない状態で英語が話せないなら、会話相手がいなく、孤独を感じる可能性があります。
私が実際にお世話になったホストの家庭にも今まで何人か1人で日本人が泊まりにきたことがあるそうで、英語が話せない日本人がいて、とにかく彼女は大人しかったと話していました。
恐らく、その日本人もWWOOFならではの経験を求めてファームステイをしたと思いますが、英語が話せないと英語を話す勇気が出ず、ホストとコミュニケーションが積極的に取れなかったんじゃないかと思います。
WWOOFは必ずしも英語が必要ではないですが、WWOOF前にできる限り英語力を伸ばしておくことが大切だと思います。
WWOOFで英語力は伸ばせる?
WWOOFでは、ネイティブ環境に身を置くことができる
WWOOFでは自然とネイティブ環境に身を置けます。
語学学校だとお金を払って、先生はネイティブだけど、クラスメイトは自分同様外国人で英語が堪能じゃないなんてことはよくありますよね。
私は、ホストの夫婦と私のみの環境だったので、2週間ネイティブ環境にどっぷり浸かることができました。
語学学校に通うよりも、実用的な英語力が身に付きます。
無料で英語を学べるところもWWOOFの魅力の一つです。
結局、自分次第
どこにいってもそうですが、英語力を伸ばせるかどうかは結局のところ自分次第です。
作業だけして、それ以外の時間はホストと交流を図らないなどの毎日を過ごせば、もちろん英語力は伸びません。
そして、交流を図ってくれるホストかどうかも大切です。
WWOOFを選ぶ際は、口コミを入念にチェックして、ホストとの会話の機会が多そうか、そもそもホストがいい人なのかを確認しておくことが大切です。
まとめ:WWOOFで英語力は必須ではなく、自分次第で英語力も伸ばせる
この記事では、WWOOFの特徴と英語力について書きました!
WWOOFは農作業を手伝うこと以外にも色々な経験ができるサービスだと思います。
そのためには英語力は必須ではないですが、あるに越したことはないと感じました。
また、できるだけホストとコミュニケーションを取れれば、語学学校よりも英語力を身につけることも可能だと思います。
WWOOFで現地の生活を経験してみましょう!
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