ワーホリをするにあたっての不安なこととして「ワーホリのその後が心配」という声をたまに聞きますよね。
実際、ワーホリ帰国後の就職活動は一筋縄ではいかないことも。
「ワーホリ後の就活は不利」と言われることも多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。
この記事では「ワーホリ後に就職できない理由」と「その後の就職を有利にする方法」について詳しく解説していきます。
ワーホリの目的や得た経験をしっかりとアピールすることで、就活の不利を逆手に取ることができるのかもしれません。
ワーホリのその後:帰国後は無職になる?

一時的には無職になる
ワーホリから帰国した直後、ほとんどの人が一時的に無職の状態になります。
これは、ワーホリ中に日本の就職活動を行っていない、または帰国のタイミングが不確定であるため。
ただ、この状態は一時的なもので、多くのワーホリ経験者は帰国後しばらくしてからの再就職を果たしています!
日本では一般的に、転職活動も現職をしながらで、一時的に無職という状態がほとんどないので、ワーホリ後は無職というワードが一人歩きしている感じがします。
結局、ほとんどの人は就職できる
一時的に無職な人がほとんどというだけで、しばらく就活期間を設けるとすんなり就職している場合がほとんど。
ワーホリ経験は、多くの企業にとって魅力的な経験として評価されます。
特に、英語力や、異文化とのコミュニケーション能力は、国際的なビジネスを行う企業にとっては非常に価値があるとされています。
さらに、近年ではグローバル人材を採用したいと考える企業が増えてきています。
間違いなく、グローバル関連の求人は増加傾向にあり、ワーホリ経験者への再就職のチャンスもより広がっていますよ!
そのため、ワーホリ経験をしっかりとアピールすれば、帰国後も十分に就職も、キャリアアップのチャンスはあります!
ワーホリは就活に不利だと言われている理由

ワーホリに行ってたのに英語が話せない
多くの企業が海外経験者に期待するのは、その英語力とグローバルな視野。
短期間の留学経験ではなく、1年以上のワーホリ経験があると、自然と高い期待が寄せられるもの。
ただ、そもそもワーホリって、実は「誰でも行ける」んですよね。
留学だと、現地の学校に入るための英語力が必要ですが、ワーホリはそういう制約がない。
だから、「現地で英語を学ぼう!」と楽観的に考える人も多いのが現実。
でも、現地で1年以上過ごしても、帰国時に英語をしっかり話せないと、面接官からは「ワーホリ中、何をしてたの?」と疑問の目で見られてしまうことも。
特に、ワーホリ経験者が面接官の場合、その経験をどれだけ活かしてきたのか、厳しく問われることもあるんです。
面接官がワーホリに対してネガティブな印象
毎年、20代の若者たちが数万人単位でワーホリの経験をしています。
そのため、「ワーホリに行った」というだけでは、もはや特別視されることは少ないのが現状。
海外留学や帰国子女の経験があっても、「英語ができるだけ」ではなかなか厳しい。
今の時代、企業は「+α」の何かを求めています。
また、ワーホリビザの自由度の高さが、時として就職活動において足かせとなることも。
なぜなら、ワーホリの捉え方は人それぞれ。
一部の企業や面接官には、残念ながら「ワーホリ=長期の休暇」というイメージが根付いているから。
「ワーホリは遊び」というイメージも否めません。
海外の現地法人でしっかりと働いていたとしても、ビザのステータスが「ワーホリ」であることで、一部の企業からは見下されることも。
でも、そんな中でも、ワーホリの価値を理解してくれる採用担当者もいるのです。
ワーホリを頭ごなしにする企業なんてこちらから願い下げぐらいの気持ちでいきましょう(笑)
働いていないブランクができる
ワーホリに行くと、多くの方がカフェやレストランでのバイトを中心に活動します。
これは、日本でいう「フリーター」のような立場。
そして、帰国後、その経験をアピールするのが難しく、結果として「何もしていない期間」としてみなされることも。
このブランクは、履歴書上では、ただの働いていない空白の期間と捉えられるケースもあります。
ワーホリ後に就職できない人の特徴

日本語環境で過ごしている

「あれだけの期間、海外にいたんだから英語はペラペラになってるよね?」と海外に住んだことない人たちからは思われがち。
でも、もし、海外での生活が日本とほとんど変わらない日本語だらけの環境だったら…。そんな中で、本当に英語は身につくと思いますか?難しいですよね。
事実、ワーホリ中、日本人同士での交流が中心となることが多く、英語を使う機会が減ってしまうことも。
そのため、帰国してからの就職活動で、英語を武器にするのが難しくなることがあります。
今の日本では、以前より「英語が話せる」ことが当たり前のようになってきています。
だからこそ、英語が話せるのは当たり前として、プラスで、「何を学び、経験したのか?」が問われることが増えています。

〈今ワーホリ中で、英語環境が手に入れられない人へ〉
ワーホリに行っても、英語が話せないと英語環境で過ごすことが難しいですよね。
そういった場合は、最低限オンライン英会話をおすすめします。
強制的に毎日英語を話すことになりますので、「ずっと日本語環境」よりは圧倒的に英語を伸ばせます!
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日本のフリーターと変わらない生活
ワーホリ生活、日本のフリーター生活と大差ない…ってこと、ありませんか?
ワーホリの魅力は、新しい環境での経験。
でも、毎日、日本人ばかりのシェアハウスで過ごし、夜は日本のYouTube動画でリラックス、そして近くの日本食レストランでアルバイト…
これって、海外に来てるのに、まるで日本にいるみたいじゃないですか?
せっかくのワーホリ。もう少し現地の文化や言語に触れてみるのはどうでしょう?
それだけでは、帰国後の「ワーホリでのエピソード」がなかなか書けないかもしれません。
ワーホリ後の進路が明確ではない
ワーホリ前に「帰国後、何をするのか」を考えておくことは大切。
なぜなら、帰国後の進路が明確でないと、ワーホリ中にどんな経験をして、どんなスキルを身につけるべきかがわからなくなってしまうから。
そして、その結果、ワーホリ生活がちょっとだらしなくなってしまうことも…
私自身、ワーホリに行く前に「帰国後には、他の学生にはないユニークなエピソードを持って帰る!」と決めていました。
だから、ワーホリ中は、履歴書に書けるようなエピソードを作るために、色々なことに挑戦しました。
もちろん、エピソードだけじゃなく、現地で資格を取るなど、具体的なスキルを身につけるのもおすすめ!
ワーホリ前に、帰国後の進路をしっかり考えて、ワーホリ経験を最大限に就活に活かしましょう!
ワーホリの目的や得たものを言葉にできない
ワーホリに一見マイナスな印象を持たれていても、「ワーホリになぜ行ったか」「そこで何を学んだか」を説得力持って説明できれば、ワーホリが理由で就職が決まらないという状態にはなりません。
私の場合、ワーホリに行った理由は、海外で一からの生活を経験したかったから。
そして、グローバルな環境で自分の力だけで生計を立ててみたかったんです。
その結果、得たものは、英語のスキルはもちろん、それ以上に「諦めない心」と「自分の力でなんとかやっていける自信」でした。
ちなみに、英語のスキルはもちろん大切ですが、それだけじゃアピール要素として弱いと思います。
ワーホリ中に得た他の経験やスキル、それをしっかりと伝えることが大切。
異国の地での生活は、日本のフリーターとは比べ物にならないほどの挑戦がたくさんあるはず。
その経験を、どれだけ一貫してエピソードとして伝えられるか、これがキーとなります。
ワーホリ後の就職を有利にするためにやるべきこと

英語力の証明
ワーホリ後の就職活動で一番の武器となるのが、英語力。
しかし、単に「海外に行っていました」というだけでは、企業側から見ればその実力がどれほどのものか分かりません。
そこで、英語の資格試験を受験して、具体的なスコアやレベルを証明することが大切です。
TOEICやIELTS、英検など、自分の英語力を数字で示すことができる資格を取得しましょう。

企業が英語力を測る指針はTOEICがほとんど。
個人的には、TOEICの点数で実用的な英会話能力を測れないと思いますが、就職するためにはTOEICの点数は高い方が評価されやすい。
ワーホリを通した英語力をアピールするためにもTOEICの勉強をおすすめします!
転職サイトに登録しておく
帰国の半年~3カ月前に、転職サイトへの登録がおすすめ。
なぜかというと、帰国後の新しいスタートをスムーズに切れるから。
帰国の目安がついたら、定期的に転職サイトをチェックしましょう。
今の時代、オンラインやチャットを利用して、海外からでもカウンセラーに相談ができるんですよ。海外生活中でも、転職活動は可能。
実際、私の友人の中には、帰国前に現地でWEB面接を受け、帰国と同時に新しい職場でのスタートを切った人もいました。
転職サイトに早めに登録しておくことで、帰国後の転職活動に意識的に取り組むことができます。
また、自分が何をしたいのか、何が強みで残りのワーホリは何をすべきなのかも明確になってくるはずです。
面接でアピールできそうな経験をワーホリ中に積んでおく
私たちがワーホリで得る経験やスキルは、帰国後の就職活動の大きな武器になるんです。
特に、現地でのアルバイトや異文化とのコミュニケーション、現地で学ぶ専門スキルは、企業からの「この人、すごい!」という評価をもらえるポイントです。
また、自分が将来どんな業界や仕事で活躍したいか、もう明確になっていますか?
もしそうなら、次はその業界や仕事が求めるスキルや経験を、ワーホリ中にどうやって手に入れるかを考えてみましょう。
海外でそのスキルや経験を実際に身につけてきたと話すと、面接官の評価はグッと上がること間違いなし!
まとめ:【大丈夫ワーホリ後、就職先は見つかります
この記事を通して、ワーホリ後の就職活動がなぜ難しいと感じられるのか、そしてその難しさをどう乗り越え、自分の強みとして活かしていくのかについてお伝えしてきました。
大切なのは、ワーホリでの経験や学びをどれだけ自分の武器として、面接や履歴書でアピールできるか。
その経験をしっかりと言葉にして、自分の強みとして伝えることで、ワーホリの後の就職活動も成功につながります。
最後に、ワーホリの経験は、ただの海外経験ではなく、人生やキャリアにおける大きな資産。その価値を最大限に活かし、帰国後の新しいスタートを切りましょう!
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