オーストラリアで銀行口座を開設した方がいいのかな?
どうやって口座を開設するの?
私もオーストラリアにワーホリに来る前は、銀行についてよくわかりませんでした。
でも、オーストラリアでの生活をスムーズにするためには、銀行口座の開設は避けて通れない道。
特に給料の受け取りやシェアハウスへの支払いなど、銀行口座があると便利なんです!
この記事では、オーストラリアの4大銀行を中心に、その特徴や口座開設の方法、メリット・デメリットについて詳しくご紹介します。
オーストラリアワーホリで銀行口座開設すべき?
現地で働くorシェアハウスに住むなら、口座開設すべき
現地で働いたり、シェアハウスに住む場合は必要。
現地で出会った日本人ワーホリ全員がオーストラリアに銀行口座を持っていました。
ワーホリに行く場合は、99%銀行口座は必要です!
送金だけなら、wiseの利用もあり
逆に以下のような人は銀行口座開設は不要です。
・現地で仕事をしない人、現地で給料を受け取らない人
・シェアハウスなどの家賃の送金が不要な人
銀行口座開設は手続きが面倒なので、銀行口座を開設しない人には「wise」がおすすめ!
・wiseはイギリス発の送金サービスで、80か国以上に格安で送金できるのが特徴
・wiseのデビットカードを持っていれば、オーストラリアのATMでの現金引き出しやショッピングが可能
wiseの最大のメリットは、手数料が非常に安いこと
例えば、10万円を豪ドルに両替して送金する場合
wiseの手数料は703円
これを大手銀行と比較すると、
楽天銀行が4,750円、三菱UFJ銀行が3,000円、三井住友銀行が3,500円
と、wiseの手数料がいかに安いかわかりますよね。
無料でアカウントが作成できる!
オーストラリアワーホリでおすすめの銀行
オーストラリア4大銀行比較しました▼
nab | ANZ | CommonwealthBank | Westpac | |
---|---|---|---|---|
店舗数 | 700 | 800 | 1,000 | 600 |
ATM数 | 3,400 | 2,600 | 4,000 | 3,000 |
口座維持費(月額) | $0 | $5 (学生または25歳以下は$0) | $4 (学生は$0) | $5 (学生は$0) |
ATM手数料 | 0 | 0 | 0 | 0 |
金利 | 0.05% | 0.05% | 0.05% | 0.05% |
日本語スタッフ | ゴールドコースト | シドニー, ケアンズ, ゴールドコースト | 不明 | ゴールドコースト |
オンライン 口座開設 | ○(ワーホリは×) | ○ | ○ | × |
日本支店 | 東京支店 | 東京支店, 大阪支店 | 東京支店 | なし |
口座維持費が無料のnabがおすすめ!
nab
nabはオーストラリア国内で最も資産を持つ大手銀行で、850万人以上もの顧客がいるそう。
nabは口座維持費がどんな人でも無料なのが特徴!
ワーホリの中でもANZに次いで人気があります。
ANZ
ANZはオーストラリアとニュージーランドを中心に展開している大手銀行で、街中でのATMをたくさん見かけます。
ワーホリの多くがANZの口座を持っていました。
特に学生には口座維持費が無料なので、人気。
さらに、日本人スタッフが常駐している支店もあるので、英語に自信がない方でも安心して口座開設ができます。
私は、ANZで銀行口座を作っていました!
ANZのいいところは、ATMがたくさんあること。
シドニーの支店で口座開設しましたが、日本人スタッフに対応してもらってスムーズに開設できました!
私が口座開設したのは、「ANZ Branch Chinatown」です!
シドニーの中心地にあり、アクセスも便利。
CommonwealthBank
CommonwealthBankは、オーストラリアの4大銀行の中で最もATMの数が多い銀行です。
ワーホリよりも、長期滞在や留学をしている人々の間での評価が高いです。
Westpac
Westpacはオーストラリアで最も歴史のある銀行の一つで、200年以上のサービス実績があります。
私はこの銀行を知りませんでしたが、留学生や長期滞在者の間では人気があるようです。
オーストラリアワーホリで銀行口座を開設する方法
口座開設に必要な持ちもの
- パスポート
- オーストラリアの住所
- オーストラリアの電話番号
- 現金(20ドル以上)
- 日本のマイナンバーカードのコピー
- 学生の方は学生証
- クレジットカードや住所を証明する書類(6週間以上経過している場合)
口座の種類
オーストラリアの銀行口座は、主に以下の3種類があります。
- 普通口座 →とりあえずこれでOK
日常的な取引に使用する基本的な口座。ATMやEFTPOSでの利用が可能。 - 定期預金口座
金利が高めで、一定期間お金を預けることで利益を得ることができる。ただし、期間中に引き出すと金利が受け取れない場合がある。 - オンライン口座
普通口座よりも金利が高く、ATMやEFTPOSでの利用はできないため、セキュリティ面で安心。
口座開設は到着後6週間以内にすべき
オーストラリアに到着してから6週間以内に銀行口座を開設することをおすすめします。
この期間を過ぎると、口座開設の際に提出する必要がある書類が増えてしまいます。
パスポートだけでは不十分となり、追加の本人確認書類が必要となります。
そのため、オーストラリアに到着したら、早めに最寄りの支店を訪れて口座開設の手続きを行いましょう!
口座開設の手順
1. 準備を整える
まず、必要な書類や情報を整えましょう。特に、オーストラリアの住所や電話番号、マイナンバーはスマホや紙にメモしておくと、銀行での手続きがスムーズに進みます。
2. 銀行を訪れる
市内の大手銀行の支店を訪れます。大手4銀行の支店は、ほとんどの都市部にありますので、アクセスは簡単。
3. 支店内での対応
支店に入ると、スタッフが対応してくれることが多いです。英語で「I would like to open a savings account.」と伝えると、口座開設の手続きを案内してくれます。
4. 手続きを進める
窓口での手続きが始まったら、必要書類を提出し、指示に従って情報を記入していきます。英語のスピードが速くて聞き取りづらい場合は、遠慮せずに質問してください。
5. カードの受け取り
手続きが完了すると、後日指定した住所にキャッシュカードが送られてきます。カードが届いたら、指示に従ってアクティベートし、利用開始です!
オーストラリアワーホリで銀行口座開設するメリット・デメリット
メリット
・キャッシュカードが持てる
・ATMが多い(手数料無料)
・オンラインバンキングが便利
デメリット
・日本のATMほど機能が良くない
・英語力が必要
・口座維持費がかかる
メリット
キャッシュカードが持てる
オーストラリアの銀行口座を開設すると、キャッシュカードが手に入ります。
特徴としては、
・使ったお金がすぐに引き落とされる
・タッチ決済機能が付いていて、支払いがスムーズにできる
です。
オーストラリアではこのカード一枚でなんでもできるのでめちゃくちゃ便利です!
ATMが多い(手数料無料)
オーストラリアのATMでは、口座を持っている銀行のATMであれば、手数料なしで現金を引き出せます。
ATMも24時間使えるので便利です!
ATMを使う時は出来るだけ明るい時間帯で、後ろに人がいないのを確認しましょう!
オンラインバンキングが便利
オーストラリアの銀行は通帳がなく、オンラインで口座残高などの必要情報を確認できます。
また、paypayのように、電話番号だけで、知り合いにお金を送金できます。
デメリット
日本のATMほど機能が良くない
給料($300)程度をATMで入金しようとしたのですが、現金が吸い取られたまま入金できなかったことがあります。
ATMには支店もついていたのですが、時間が遅く閉まっていました。
お金が吸い取られるなんてこと今までなかったのでめちゃくちゃ焦りましたし、その日の夜は眠れませんでした(笑)
次の日支店に行くと、あたかも普通にスタッフがお金を返してくれました。
その後、オーストラリア人にこのことを伝えたら、「Usual!」って言われました(笑)
日本の技術はやはり凄いんだなとも思った経験です(^^)
英語力が必要
手続きや問い合わせを行う際、基本的に英語でのやり取りが必要。
流暢でなくても大丈夫ですが、基本的な英語スキルはあった方がいいです。
一部の銀行では日本語対応のスタッフもいるため、そういった銀行・支店を選ぶのも一つの方法です。
口座維持費がかかる
オーストラリアの一部の銀行では、口座を維持するための費用がかかります。
この維持費は、一定の条件下で免除されることもあります。
具体的な大手4銀行の維持費は以下の通りです:
- ANZ
通常$5。ただし、フルタイムの学生や25歳以下、$2000以上の月間入金がある場合は無料。 - nab
維持費なし。 - CommonWealth
通常$4。21歳以下や、21~24歳で月$1000以上の取引がある場合は無料。 - Westpac
通常$5。しかし、21歳以下やフルタイム学生の場合は無料。
まとめ:オーストラリアワーホリでおすすめの銀行はnab
この記事では、オーストラリアの4大銀行を中心に、その特徴や口座開設の方法、メリット・デメリットについて書いてきました。
オーストラリアは日本よりもキャッシュレス化が進んでいるので、ワーホリでは銀行口座を作るのがおすすめ。
オーストラリアの4大銀行はそれぞれ大差なく、どれを使っても問題ありません。
ただ、維持費という理由から、nabが1番おすすめです!
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